ニカラグア、反政府デモで死者400人超


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 ニカラグア政府は今年4月、社会保障制度改革を行い、負担金の引き上げや年金削減に踏み切った。しかし、国民は改革に強く反発し、首都マナグアをはじめ全国各地でデモが過激化した。

 当初の報道では、デモ隊と治安部隊の衝突で、デモ参加者や警官、ジャーナリストら25人が死亡したと伝えられた。デモ拡大を深刻な問題と捉えたダニエル・オルテガ大統領(72)は、改革の凍結に加えてデモ主催者との対話に応じる意向を示していた。しかし、デモは拡大し、社会保障制度改革の見直しだけでなく、オルテガ氏の退陣を求める運動にまで発展した。


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