ドイツのカール・マルクス像が生誕200年を前に論争を巻き起こす Karl Marx statue in Germany sparks controversy ahead of author’s 200th birthday


 中国共産党政権から寄贈されたカール・マルクスの高くそびえる銅像が6日、ドイツに到着した。「共産党宣言」の著者の生誕200年をたたえる祝賀行事が2カ月後に出生地トリーアで予定されている。

 だが、この寄贈物は激しい賛否両論を巻き起こしている。「資本論」と共産党宣言の著者をたたえるこの像は、歴史上最も残酷な幾つかの体制に受け入れられた思想を生み出した人物を祝うものだ、との指摘が出ている。欧州連合(EU)の行政部門トップは、今春行われる200年祝賀行事に出席するかもしれないと報じられ、批判を浴びている。


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