先の見えないキューバ、政権交代を延期 Cuba’s future looks uncertain with delay of Castro’s departure


 キューバに間もなく、1959年以来初めてのカストロと名の付かない国家評議会議長が誕生する。しかし、意外にも先は見えず、将来の予測は困難だ。

 ラウル・カストロ議長(86)は10年前に、兄弟のフィデル・カストロ氏から議長職を受け継いだ。ラウル氏は、2月に予定されていた退任を、ハリケーン、イルマの被害に対応する必要があるとして延期した。キューバの人々がこの何十年間、経験してこなかった政治的不安定の中で、以前から後継とされてきたミゲル・ディアスカネル第一副議長(58)が今の職から離れられるかどうかは不透明だ。


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