米政権、バノン氏解任の背景


佐藤 唯行

獨協大学教授 佐藤 唯行

 先月、トランプ米大統領の最側近、バノン首席戦略官兼上級顧問が解任された。解任をトランプに進言し、それに成功したのは国家経済会議(NEC)委員長のコーンとその盟友でトランプの娘婿、上級顧問のクシュナーだ。

 解任の背景には経済政策をめぐるホワイトハウス内での主導権争いと感情的対立があった。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ