リオ五輪から1年、財政危機と治安悪化「負の遺産」に苦しむ


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インフラ再利用進まず

 南米初の夏季五輪開催から1年、「リオのカーニバル」など南半球有数の観光都市として知られるリオデジャネイロが、深刻な犯罪問題と財政危機、五輪インフラの負の遺産に苦しんでいる。(サンパウロ・綾村 悟)

 南米初の夏季五輪招致に成功した2009年、ブラジルは未曽有の好景気で高揚感にあふれていた。資源大国のブラジルでも沖合に深海油田を持つリオデジャネイロ(州・市)の未来は、とても明るいものに映っていた。


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