記録的な干ばつに苦しむブラジル


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熱帯雨林の違法伐採ゼロ目指す

 ブラジルが、過去50年から80年の間で最悪とも言われる干ばつに苦しんでいる。2013年に始まった干ばつの被害は年を追うごとに深刻化しており、渇水による主要水力発電所の操業停止や大都市での給水制限、農作物の生産減少にまで及んでいる。

 中でも、水力発電所の操業停止、高コストの火力発電稼働による最大48%もの電気料金の高騰は、不景気に苦しむブラジル市民の生活を直撃している。「電気料金の請求書を見るのが毎月怖い」(ミルトンさん・サービス業)と悲鳴を上げる。


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