米大学に浸透する「孔子学院」、中国プロパガンダ工作に警戒感


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脅かされる言論・学問の自由

 中国政府は自国の文化を国際社会に広める「ソフトパワー」戦略の柱として、海外の大学に中国語や中国文化を教える「孔子学院」を積極的に設立している。これに対し、米国大学教授協会は先月、「孔子学院は中国政府の一支部で、学問の自由が無視されている」として、同学院を設置する約100の大学に対し、提携内容を見直すか、閉鎖するよう求めた。中国政府のプロパガンダ機関による教育現場への介入に懸念が広がり始めている。(ワシントン・早川俊行)


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