捕虜交換、政権浮揚の思惑外れる


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オバマ・ホワイトハウス、変わらぬ政治優先

 アフガニスタンの反政府勢力タリバンが拘束していた米陸軍軍曹1人の解放と引き換えに、オバマ米政権がタリバン幹部5人を釈放するという不釣り合いな取引に応じたのは、イラク・アフガン戦争「最後の捕虜」の帰還を実現することで、政権浮揚を図る思惑があったとの見方が出ている。外交・安全保障問題で政治判断を優先するのは、政権発足時から続くオバマ・ホワイトハウスの変わらぬ傾向だ。
(ワシントン・早川俊行)


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