ロシア通貨ルーブル急落、プーチン大統領会見に厳しい目


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危機打開の具体策示せず

 ウクライナ危機をめぐる欧米の対露経済制裁や原油安を背景に、ロシアの通貨ルーブルの価値が急落し、15日には最安値を更新した。このような中で18日に開かれたプーチン大統領の年次記者会見が注目を集めたが、大統領は危機打開への具体的な方策を示すことはできず、失望感が広がった。ベラルーシやカザフスタンなどロシアの「友邦」とされる国々に離反の動きも見えつつある。(モスクワ支局)

 今年初めの時点でのルーブルの交換レートは、1㌦32ルーブル。それがじりじりと下落し、今月15日には1㌦80ルーブルとなった。


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