「革命」を台無しにしたムスリム同胞団


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エジプト 翻弄されたアラブ世界

 長期独裁政権打倒と自由民主主義の確立を求めた「アラブの春」が2010年12月末に発生してから丸3年。発端となったチュニジアも、影響をもろに受けたエジプト、リビア、イエメン、シリアも、民主主義の実現には至らず、試行錯誤の中で苦悩している。
(カイロ支局)

 自由民主主義の成立を阻んだものは何か。エジプト人識者や若者らは異口同音に、「(イスラム根本主義組織)ムスリム同胞団による革命のハイジャックだ」と語る。


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