トルコ、ウィキペディアへの接続を遮断


 トルコ当局は29日、オンライン百科事典「ウィキペディア」への国内からのアクセスを遮断したと発表した。

 米・仏メディアなどが30日、国営アナトリア通信からの報道として報じた。

 29日には、テレビのお見合い番組も禁止され、兵士や研究者を含む4000人が新たに解雇された。

 18の学術団体と14の非政府組織(NGO)、13の医療関係団体が閉鎖されており、エルドアン大統領によるさらなる弾圧への懸念が高まっている。

 運輸海事通信省は声明で、ウィキペディアは、トルコに対する組織的中傷を展開する情報源の一部になっていると断定。遮断の理由を、「当局の要請にもかかわらず、政府とテロ組織の関係を主張する内容などを削除しなかったため」とした。

 ウィキペディアの創設者、ジミー・ウェールズ氏は、「情報へのアクセスは基本的人権」、「トルコ国民の味方として、この権利のために闘う」と述べ、司法の判断を求める考えを表明した。

(カイロ鈴木眞吉)