北朝鮮のSLBM発射の狙い


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 5月8日、北朝鮮は同国東部の咸鏡南道・新浦近海で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)試験発射に成功したと報道した(9日、労働新聞)。専門家の間では疑問視する見方もあるが、北朝鮮の核戦力に対する過小評価とそれに基づく対北戦略の見直しを求める声も上がっている。

 北朝鮮は2013年の第3次核実験以降、ICBM(大陸間弾道ミサイル)やSLBMに小型核弾頭を搭載できると主張している。今回の潜水艦発射弾道ミサイルは2007年に開発した射程3000㌔㍍級ムスダン中距離弾道ミサイル(IRBM)をSLBMに改良したものと推定する。


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