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北京の北朝鮮レストラン制裁受け閉鎖命令も営業


 北朝鮮に対する経済制裁の一環として中国政府が閉鎖を命じていた北朝鮮運営レストランが北京で営業を続けている。

 中国政府は2017年9月、国内に約100店あるとされる北朝鮮運営レストランを4カ月以内にすべて閉鎖すると発表した。

 レストランは、韓国からのツアー客や毛沢東時代を懐かしむ地元の中国人らに特に人気が高いとされ、経済制裁下にある北朝鮮にとって貴重な資金源となっている。

 閉鎖の発表は、中国政府が、北の核開発に対する国際社会の懸念に真剣に取り組もうとしている兆候して歓迎された。1年余りがたち、北京の北朝鮮大使館付近で少なくとも2件が公然と営業し、レストラン入り口は北朝鮮国旗の色に装飾されている。

 米国の対北朝鮮制裁専門家ジョシュア・スタントン氏は、これらのレストランは「マネーロンダリング(資金洗浄)には最適」と指摘、「(レストラン経営からの)合法的な資金と違法な活動で得た資金を合わせる」ことで、当局の監視の目をかわすことができると強調した。

(北京、ワシントン・タイムズ特約)