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北朝鮮の非核化は韓国が直接牽引せよ


韓国紙セゲイルボ

 北朝鮮の非核化はますます不確実化している。北朝鮮は昨年12月20日付朝鮮中央通信の論説を通して、トランプ米大統領と合意したのは「朝鮮半島の非核化」であり「北朝鮮の非核化」ではなかったと強弁した。われわれ全てが憂慮してきたように北朝鮮の目標は非核化でなく核保有国として認められることだ。

 韓国が北核問題の解決を朝米会談にだけ依存する場合、非核化も推進されず、ともすると「悪い取引」の犠牲になるという点を認識すべきだ。朝米関係を通じて北の非核化を牽引(けんいん)するという戦略を修正し、北朝鮮の非核化に(韓国自身が)総力を傾けるべきだ。南北対話チャンネルを総稼働させて、非核化のための目に見える措置を要求しなければならない。

 外交戦略に対する全面的な再検討と再定立も必要だ。韓国外交は友邦との関係を悪化させている。現政権は対北解決のための対米協調にも積極的でなく、むしろ米国の経済制裁を不快に思っている。在韓米軍の防衛費分担問題も適切に妥結できず、同盟の根本が脅かされている。日本とも事あるごとに感情的に対立して韓米日政策協議は考えることすらできなくなっている。

 今こそ韓国は北朝鮮の非核化、韓米同盟、韓日関係の全部が最悪の状況で展開するという仮定の下に、対応戦略を構想し実践していかなければならない。防衛費分担問題を早期に妥結して韓米同盟を確固なものとし、日本とも感情的な争いから抜け出して、安保協力問題を協議していかなければならない。

(朴徽洛(パクフィラク)国民大教授・国際政治学、1月25日付)

※記事は本紙の編集方針とは別であり、韓国の論調として紹介するものです。