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文在寅政権の「積弊清算」 標的は李明博元大統領


私怨が動機の「政治報復」

 韓国では、前職大統領が逮捕・収監されたり、甚だしきは死刑判決を受け、さらには暗殺され、自殺に追い込まれることもある。韓国で「大統領」とは極めてリスクが高く、引退後の保障のない職だと言っていい。

 元大統領が静かな余生を送れないのは、新政権がとりあえず前政権の“不正”を暴いて清算し、その上で自身の“正統性”を証明して新政府を始めようとするからだ。だが、その実態はほとんどが「政治報復」だと言っていい。野党時代に受けた仕打ちや過去、政権から受けた“弾圧”を検証する格好を取りながら、攻守入れ替わって相手をやっつける党派争いにすぎない。


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