ネットでの“中2病” 匿名性が無法性増幅


韓国紙セゲイルボ

 韓国教育開発院は先週、小中高生約4万人を対象に行った「小中高生の性格水準調査」を発表した。同調査によれば、韓国の生徒は性格徳性10種類の中で「誠実」と「自己調節」で点数が低かった。

 自己調節は自身の感情を統制して管理する能力を意味し、これが足りなければ自身の感情を調節できず、簡単に怒って暴力につながる可能性が高まる。韓国の校内暴力が中学で深刻なのは、この自己調節能力が足りない中2病生徒がたくさん存在するためである。

 インターネットは自己調節能力がより一層必要な空間だが、匿名性という武器を持った中学生は他人の目を全く意識せずに暴力性を持ったサイバー無法者となる。サイバー空間での暴力的志向はインターネット倫理意識が成熟していない中学生に多い。

 最近、バスや地下鉄で中学生たちの会話を聞いていると、悪口のない文章を探すのが難しい。姿は模範生のようだが、携帯電話での通話を聞くと、荒い言葉遣いでやりとりしている。乱暴な口ぶりが格好いいと錯覚に陥っているのだ。これは中2病の代表的症状といえる。

 今からでも倫理意識を積極的に育てなければならない。悪口に対する無感覚さを悟らせ、何が正しく何が正しくないかに対する教育を積極的に実施しなければならない。

 家庭でも持続的な関心と愛情で子供たちを調べ指導して、正しい倫理意識を持ってインターネット空間でも礼を尽くして行動する人に成長していけるように助けなければならない。

(李慶五〈イギョンオ〉鮮文大教授・コンピューター工学、8月25日付)

※記事は本紙の編集方針とは別であり、韓国の論調として紹介するものです。