韓国、客船沈没事故で総懺悔?


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「社会の投影」「全ての共業」

 先月、韓国南西部の珍島沖で発生した客船「セウォル号」の沈没事故。韓国では安全軽視や責任意識の欠如などがもたらした事実上の人災だったとする認識が広がり、韓国人全体に根付く間違った精神文化を正そうという機運も生まれている。
(ソウル・上田勇実、写真も)

 ソウル市庁前広場。事故で設けられた合同焼香所には今なお焼香客が後を絶たない。その横にある犠牲者を弔うメッセージボードにはハングルで記されたこんな文字があった。

 「日本はない、朝鮮もない、大人たちもいない」


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