パリ爆弾テロ計画、イラン政府の関与判明


16日、就任したカスタネール新内相(左)=仏内務省HPより

 フランス政府はテロ計画への関与を受け、直ちに工作員で容疑が掛かる2人と、イラン情報省の複数の職員の資産を凍結すると発表した。近年、テロに悩まされてきたフランスは、この事件によりイランとの関係悪化も指摘されている。

 米国がイラン核合意から離脱した後、欧州連合(EU)、特にフランス、ドイツが核合意維持とイランとの経済関係の継続を表明した。しかし、フランスとの関係悪化につながるテロ未遂事件が発覚した形だ。イラン側はフランスの主張を全面否定する一方で、対話を呼び掛けており、関係悪化を回避したい思惑が見え隠れする。


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