国論二分の様相、7日に仏大統領選決選投票


マクロン氏(左)とルペン氏

 今回の大統領選について第1回投票後、複数の仏メディアが「前代未聞の選挙結果」「第5共和制の危機」などと報じている。その理由は第2回投票に勝ち進んだ2人は、いずれも既存の主要政党に属さない候補者だからだ。主要政党への信頼は極端に低下している。

 フランスの政治は、ミッテラン左派政権、シラク右派政権、ジョスパン左派政権、サルコジ右派政権、そしてオランド左派現政権と時計の振り子のように左右に振れてきた。


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