戦後70年「驚くべき接近」、関係好転する独とイスラエル


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ユダヤ人精神分析学者 オーストリア紙に寄稿

 ドイツとイスラエル両国関係がここにきて急速に発展してきた。オーストリア日刊紙プレッセ4月29日付にオーストリアに住むユダヤ人精神分析学者、マーティン・エンゲルベルク氏が「ドイツとイスラエル両国の驚くべき接近」というタイトルの記事を寄稿している。読者にその内容を紹介する。
(ウィーン・小川 敏)

 ナチス・ドイツ軍が第2次世界大戦時にユダヤ民族に対してさまざまな蛮行を行ったことは周知の事実だ。ナチス軍は600万人のユダヤ人を虐殺したといわれている。人類歴史上、前例のない蛮行だった。


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