ASEAN51周年シンポ、米中貿易戦争で火の粉


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三角貿易の構造に変化も

 基調講演したのはASEAN経済共同体担当事務次長のアラディン・リロ氏。「ASEANは最初、(ベトナム戦争の飛び火を避ける)政治目的で1967年に設立された経緯がある」とした上で、通貨統合など経済目的が鮮明なEU(欧州連合)との違いを強調した。

 リロ氏は「ASEAN事務局はジャカルタに250人の要員を抱えた小さなもの」でしかなく、「EUはASEANのモデルとはなり得ず、あくまでインスピレーションに留(とど)まる」という。


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