チベットで続く宗教弾圧


ペマ・ギャルポ

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ

 今回は中国共産党支配下のチベットと信仰に関する出来事についてご報告したいと思う。第1に取り上げたいのは2月17日夕方6時40分に発生したラサの聖なるジョカン寺での大火事のことである。動画投稿サイト「ユーチューブ」に上げられた録画など見る限り、大変に大きな火災で、燃え上がる真っ赤な炎は遠くからも肉眼で見えた。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ