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一強体制を強化する習近平氏


茅原 郁生

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 中国では、昨秋の共産党第19回大会(19大)で習近平総書記に権力を集中する一強体制が確立した。それから5カ月が経(た)とうとしているが、習一強体制を補強するような措置が続いている。その第1は1月1日を機に武装警察部隊(武警)を自ら統御する中央軍事委員会(中央軍委)の管轄下に組み込んだこと。第2は1月に開催された第19期第2回中央委員会総会で党規約に盛り込まれた「習近平思想」を3月開催の全国人民代表大会(全人代)で憲法を改定して盛り込むことを決定したことである。そしてこのような習一強体制はこれまでの集団指導体制の否定とも見られている。


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