宇宙制して世界を制す、中国が狙う戦略的高地


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「GPS」や量子通信衛星も

 辻野氏は、これから「海南島の文昌基地がロケット打ち上げ基地として表に立ち、西昌はバックアップ基地になるだろう。大原も使われなくなる可能性がある」と指摘した。従来の内陸基地ではロケットの搬送が鉄道利用という制約があることで、直径2メートル弱のロケットしか打ち上げることができなかったが、島の沿岸にある文昌基地では船で搬送できるため長征7号など直径5メートル級のロケット打ち上げが可能になった。


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