比大統領は地域の危険要因


ロバート・D・エルドリッヂ

国益も損ねる反米親中

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ

 過去数カ月、地域の最大の心配は何かと尋ねられると、いつも「フィリピン」だと答えている。言うまでもなく、中国と北朝鮮は大きな直接の脅威であり、核武装しているロシアはいまだ日本と平和条約を締結していない。だが、フィリピンの過激な反米姿勢のロドリゴ・ドゥテルテ新大統領がそれ以上に大きな心配事となっている。

 彼の不安定な存在は、日本と米国などアジア太平洋地域にとって危険要因だ。日本訪問に先駆けて中国を4日間訪問した際、彼は米国と決別し中国とロシアに目を向けると宣言した。


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