楽観できない習近平軍事改革


茅原 郁生

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 習近平政権になって34回目になる党中央政治局の集団学習が去る7月28日に開催された事実とその様子を伝える新華社電が『月刊・中国情勢』(中国通信社、9月号)に転載された。「集団学習」は、2002年からほぼ定期的に開催される政治局委員の勉強会で、専門家からブリーフを受けるとともにトップの意向を確認・共有する狙いで続けられている。習近平政権下でも約2カ月に1回の割で開催されており、そこでの発言から習主席の考え方の方向性や重点を探ることができる。


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