タイ政府、不敬罪容疑で米大使捜査へ


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強権統治批判に政治的牽制

 立憲君主制のタイ王国では、国王夫妻と王位継承者に対する批判を禁じた不敬罪が存在する。不敬罪に問われると、1件につき最長15年の禁錮刑が科される。タイの映画館では上映開始時に必ず王室の写真がスクリーンに映し出され国王賛歌が流れるが、この時に敬意を示して起立せず、逮捕されるケースも少なくない。

 とりわけ昨年5月のクーデターで発足したプラユット政権は、不敬罪適用による取り締まり強化に動き、軍法会議による即決裁判で、次々と実刑判決を下している。複数の立件によって刑期が20年を超えるケースも度々あることで、米国をはじめ欧州や国連などから強い懸念が示されている。


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