中台首脳の握手を危惧する


ペマ・ギャルポ

台湾の民主主義を守れ

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ

 現象を見て原因を軽視する傾向が現在の日本の指導層に見えるのは残念である。これは政界のみならず財界や言論界でも言えることである。だから、常に問題が生じたときには先々のことや、その本当の原因を考慮せずに、ただパッチワークのようにその時々の対策しか行っておらず、そのためそれによって10年後50年後、あるいは100年後にどのような影響をもたらすのか考えていない。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ