攻撃目標は中国系施設、マニラ空港で爆発物騒ぎ


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反中国意識の高まり反映

 このほどマニラ国際空港の敷地内で、爆発物を積んだ車両が発見され3人の男が逮捕された。中国関係の施設を狙ったとみられる今回の事件は、国家捜査局(NBI)が事前に情報をつかみ未然に防ぐことができたが、フィリピン国内で反中国意識が強まっている実態も浮き彫りとなった。(マニラ・福島純一)

 9月1日午前1時45分ごろ、マニラ国際空港、第3ターミナルの駐車場で、NBIの捜査官が複数の爆発物を積んだ車両を発見し容疑者3人を逮捕した。当時、容疑者たちは車内で爆発物を組み立てていた。NBIによると約1カ月前から爆発物による攻撃の情報があり、警戒を強めていたという。


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