立法院占拠、馬政権に打撃 台湾の世論は学生側の要求支持


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香港民主化へ連動 警戒強める中国当局

 台湾が中国と結んだ「サービス貿易協定」に反対する台湾の学生らが立法院(国会に相当)議場を占拠し続けている問題が長期化している。3月30日には総統府前で学生支援の大規模デモが行われた一方、4月1日には有力暴力団が学生排除のデモを行って緊迫。同協定の承認を目指す馬英九政権にとって大きな痛手となっており、台湾の学生運動は2017年の普通選挙完全実施を求める香港民主派にも活力を与え、中国当局は警戒している。(香港・深川耕治)

 「弱小産業の切り捨てをやめよ」「協定反対」「民主主義を守り抜け」――。


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