北朝鮮の「第2の核施設」は疑問―WT紙
【ワシントン22日三笘義雄】米紙ワシントン・タイムズは二十二日、北朝鮮に「第二の核再処理施設」があるとの一部報道に関して、米偵察機が検知した北の核燃料再処理の“副産物”である放射性の「クリプトン85」ガスの発生源は、同国の寧辺(ヨンビョン)核再処理施設とみられ、それ以外の“秘密施設”は存在しない可能性が高いと報じた。米国防総省当局者の話として伝えた。
同紙によると、米当局者は「第二の施設」に関する情報は存在しないとして、十九日付米紙ニューヨーク・タイムズが報じた寧辺以外の場所に秘密の核施設があるとの見方に疑問を投げ掛けているという。寧辺核施設において、車や人などの動きが限定的なことが憶測を呼ぶ原因とみられている。
ブッシュ米大統領は二十一日、同情報について聞かれ、「核再処理が進行中ということを世界に知らせたい北朝鮮の願望は、新しいことではない」と述べ、「第二の施設」情報の真偽については明言を避けた。