対北朝鮮政策は不変―米大統領
【ワシントン21日三笘義雄】ブッシュ米大統領は二十一日、「核燃料の再処理完了」を通告し事態が深刻化している北朝鮮の核開発問題について、日中韓の周辺国との協力を継続することで外交的解決が可能との見方を改めて強調した。テキサス州の私邸で行われたイタリアのベルルスコーニ首相との共同会見で語った。
また、北朝鮮に秘密の核再処理施設があるとの報道について、大統領は「(北の核開発に関する動きは)目新しいことではない」と指摘。これまでの対北朝鮮政策を堅持していく考えを示した。
一方、難航しているイラク復興への国連の関与について、大統領は「われわれは国連と密接な連携をとっている」とした上で、「より多くの人々がイラク復興に関われば、事態はいっそう良くなるだろう」と言及。国連の関与のあり方については明言を避けたが、仏独などがイラク派兵を見合わせる中、より多くの国家にイラク復興への支援を促していく意思を表明した。