今冬に大流行の恐れ―SARS
米専門家が警告
【ワシントン21日三笘義雄】新型肺炎(SARS)に詳しい米国の専門家が二十一日、米上院の公聴会で証言し、今年の冬に新型肺炎が大流行する可能性が高いと警告した。
米ミシガン大のマイケル・オスターホルム・感染症研究対策センター所長は、中国や台湾でいまだに感染が拡大しているのは、「すでにかなりの数の人々がSARSウイルスも持っているから」と説明。
「(気温が下がり空気が乾燥する)今冬の訪れとともに、われわれが現在経験しているよりさらに深刻なSARS感染が起こる可能性がある。HIV流行の初期の状況と同様、SARSの最悪の状態はまだこれから」との見方を示した。