特別顧問を任命―イラク問題で国連総長
【ニューヨーク7日池本拓】アナン国連事務総長は七日、イラクの復興問題を担当する事務総長特別顧問(事務次長)に、パキスタン人の国連高官ラフューデン・アハメド氏を正式に任命したと発表した。事務総長は同日午前、安全保障理事会の各理事国の代表を招いた非公式会合でこの決定を報告し、安保理もこれを了承した。
同氏は今後、イラク復興で国連が果たせる役割について検討し、事務総長に助言するほか、安保理の理事国との調整などを行う。
アハメド氏は現在、世界観光機関(WTO)の国連代表。これまでに、事務総長官房(事務次長)や国連開発計画(UNDP)副総裁などを歴任。紛争後の復興問題に通じており、イラクをめぐる緊張が高まった二月から、アナン事務総長に非公式に助言を行ってきた。