開戦前に録画か―イラク大統領の映像
米当局が分析―CNN
【ニューヨーク3日池本拓】米CNNは三日、複数の国防、情報両当局者の話として、米英軍のイラク攻撃開始後に放映されたフセイン大統領の映像について、すべて開戦前に録画された可能性があると伝えた。
国防総省高官の一人は「結論は百パーセント確かではない」と断った上で、映っている部屋の様子や人々の服装、また誰が映っているかなどを分析した結果、開戦後に録画されたことを示す証拠はないと指摘している。
これについて、中央情報局(CIA)の報道官はCNNに対し、「非常にあり得ることだが、そうした結論には至っていない」と述べている。
米英軍はイラク攻撃の第一波として現地時間三月二十日未明、フセイン大統領と二人の息子らがいるとされた建物に対し、限定的な空爆を行った。
イラク政府当局者は、大統領は生存していると一貫して主張している。しかし開戦後、公の場に姿を現したり、テレビに生出演することがなく、その消息をめぐってさまざまな憶測が飛び交っている。