いかなる亡命提案も拒否―米国防長官
「合意の可能性なし」
【ワシントン支局3日】米国のラムズフェルド国防長官は三日、イラクのフセイン大統領の亡命提案について、どのようなものであっても拒否すると明言した。長官は、いくつかの外国政府が同大統領の出国の可能性に言及しているとした上で、「合意の可能性はない。誰が提案しようと関係ない」と強調した。国防総省の記者会見で述べた。
長官はまた、こうした仮定の議論をすれば、フセイン政権が軍の忠誠を維持するのに利用されると警告した。会見に同席したマイヤーズ統合参謀本部議長も、出国問題を取り上げれば「戦争を長引かせ、民間人と兵士の死者を増やす可能性がある」として、取り合う考えがないことを明確にした。
ラムズフェルド長官は一日にも、イラクとの間で協議の対象となるのは「無条件降伏」のみであり、戦争がどのような形で終結しても、フセイン大統領が権力の座にとどまることはないと述べている。