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サリン関連文書など押収―米テレビ

イラク北部の過激派拠点

 【ワシントン支局1日】米ABCテレビは一日、米軍部隊が制圧したイラク北部のイスラム過激組織アンサル・アルイスラムの拠点から、化学兵器であるサリンやシアン化合物、リシンの製造法に関する資料や、ガスマスク、神経ガス中毒の解毒に使われるアトロピン注射器などを発見したと伝えた。

 このほか、テロ組織アルカイダのマニュアルとみられる文書もあった。この中には、建物の爆破法に関する資料があり、アルカイダが一九九八年に爆破したケニアとタンザニアの米大使館の図が記載されていた。さらに、米国在住とみられる人物の名前や連絡先が書かれた文書もあったという。

 この拠点からは、化学兵器の存在を示す直接の証拠は発見されていない。ただ、施設内で動物の骨が見つかっており、米軍は化学兵器の動物実験が行われた可能性があるとして、分析を行っている。

 また、アルカイダの工作員とみられる男も逮捕されている。クルド民兵組織によると、この男はアラブ系で、アフガニスタンでアルカイダのメンバーとともに戦ったことを認めているという。

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