コニー・チャンさんがCNN退社
報道のタブロイド化に内部の批判
【ロサンゼルス26日宮城武文】突っ込みインタビューで有名なCNNキャスターのコニー・チャンさんが同局を退社することがこのほど明らかになった。同局関係者が明らかにした。
チャンさんは三大テレビ各局で突っ込みインタビュー番組で人気を博し、昨年夏からCNNで「コニー・チャン・トナイト」という夜のインタビュー番組を担当していた。ニュース報道を中心としてきたCNNがスター・アンカーを使った他の商業テレビ番組への割り込みを図るものとして注目されたが、最大のライバルであるFOXの同時間帯番組にはいま一歩及ばなかった。
チャンさんが担当している番組は「ラリー・キング・ライブ」などと並んで同局トップ3の座を確保。しかし、内部からは「タブロイド週刊誌が扱う題材が多すぎる」として批判が出ていた。また、CNNは最近指導部の人事刷新を行い、ジム・ウォルター新社長は、「CNN創設以来の硬派ニュースを基本路線にする」と言明、「コニー・チャン・トナイト」は番組終了を宣告された。
チャンさんはCNNの他の番組への担当を提示されたが、申し出を拒否。CNN入社時は、年俸二百万ドルというトップアンカー並みの給料で引き抜かれたが、担当したテレビ番組としては最も短いものの一つとなった。