「解放の日は近い」―米大統領が演説
【ワシントン26日三笘義雄】ブッシュ米大統領は二十六日、フロリダ州パンタのマクディル空軍基地内にある米中央軍司令部で演説し、「イラク政権終えんの日がいつになるかは分からない」としながらも「フセイン大統領は日々、イラクへの掌握力を失っている。イラク国民は日々、解放に近づいている」と語り、戦争長期化を懸念する声が上がる中、改めて勝利への自信を表明した。
大統領は「本格的な陸上作戦が始まって六日、本格的な空爆が始まって五日だ。特別部隊は、初期の作戦で空軍基地や橋、油田を確保し、地上軍の行く手を切り開き、環境災害を防いでいる。米英軍はバクダッドに向け、この三日間で三百二十キロ進撃した」などとこれまでの成果を強調。「フセイン大統領の共和国防衛隊は現在、激しい攻撃にさらされている」と語った。
また、イラク側が降伏を装いながら米英軍に攻撃をしかけてくることに言及。「戦争犯罪者集団は通告される」と警告し、「イラク解放の日は、正義の日となる」と訴えた。
大統領は、英国、オーストラリア、デンマーク、ポーランドに加え、チェコ、スロバキア、ルーマニア、ウクライナ、ブルガリアの各国が軍隊を派遣することを明らかにした。イラク攻撃を支持する同盟国は四十八カ国に増えたという。