占拠の病院に化学防護服―イラク南部
米軍、民兵170人を拘束
【ワシントン支局25日】米中央軍は二十五日声明を発表し、米海兵隊の部隊がイラク南部ナシリヤにある病院を占拠し、中にいたイラク民兵百七十人を拘束したことを明らかにした。声明によると、この病院は「戦闘準備基地」として民兵が使用していたもので、病院内から武器二百点と弾薬、化学兵器防護服三千着以上、戦車一両が押収された。
海兵隊は二十四日にこの病院の内部から発砲を受けていたといい、突入の前に拡声器で医者と患者に避難を促した。占拠時には院内に民間人はおらず、戦闘に巻き込まれた民間人もいなかったという。
拘束された民兵は武装しておらず、私服に軍服を交えた服装だったという。
また病院には、赤新月旗(赤十字旗に相当)が掲げられていた。これについて中央軍は「ジュネーブ条約への違反」と指摘し、関係者が戦犯として訴追される可能性を指摘した。