イラク大使の追放要請を受け入れず−ブラジル
【サンパウロ25日綾村悟】二十四日付の政府系ブラジル通信の報道によると、ブラジル政府はイラク大使を国外追放させるようにとの公式要請を米政府から受けていたが、ブラジルのアモリム外相は二十一日、「正当な理由が見つからない」として要請を受け入れなかったという。
また、ブラジル国内では、同国政府が米英を中心とした対イラク戦争に強く反対する姿勢を示していることから、米国との貿易上不利益が生じるのではないかとの懸念が出始めている。これに対し、在ワシントンのブラジル大使は、「ブラジル政府の姿勢が対米貿易で不利益を生じることはないと思う」との談話を発表している。