米軍、過激派組織を攻撃―アルカイダと関連か
【ワシントン支局21日】イラク反体制派のクルド愛国同盟(PUK)のクバド・タラバニ駐ワシントン副代表は二十一日、イラク北部にあるクルド系イスラム過激組織アンサル・アルイスラムの拠点に対し、米軍が巡航ミサイルによる攻撃を行ったと語った。UPI通信が伝えた。同組織は、イラク情報当局やテロ組織アルカイダとの関係が指摘されている。
米英による「イラクの自由作戦」で、アルカイダの関連組織が標的にされたのはこの攻撃がはじめてとみられる。
タラバニ副代表によると、攻撃は現地時間二十二日深夜から同日朝にかけて行われた。イラク北部ビヤラとタウェラの二都市にある同組織の拠点に対し、第一波、第二波を合わせて四十一、二発の巡航ミサイルが撃ち込まれたという。両都市ではこれまで、PUKの部隊が同組織の野営地を包囲していた。
同組織については、米国のパウエル国務長官が先月、国連安全保障理事会での報告の中で「イラクとアルカイダのつながりを示すもの」として取り上げた。これは、米中央情報局(CIA)が、PUKに拘束された同組織のメンバーを聴取して得た情報によるとみられる。