アモリム外相、ルラ政権の立場を説明−ブラジル
【サンパウロ21日綾村悟】二十日付ブラジル通信によると、ブラジルのアモリム外相は十九日に国会で演説し、ルラ・ダシルバ大統領は米国とイラクの戦争を防ぐために各国首脳と連絡を取り、首脳級会談を呼びかけるなどあらゆる努力を講じたと説明した。また、同外相は、これまでのフセイン政権の国際社会に対する反応は受け入れられないものだとも説明、ブラジルがフセイン政権を支持しているわけではないと強調した。さらに、アモリム外相はブッシュ政権による国連安全保障理事会や国際協定を無視した姿勢を厳しく非難し、国連の将来に影を落とすものだと批判した。
同外相は、国連が平和実現の為に重要な役割を担うためには国連機構自体の再構築が必要になると言明、その上で現在もっとも急がれていることは平和を取り戻すことだと語った。