攻撃対象にいた可能性―フセイン大統領
生死は依然不明―米紙
【ワシントン支局21日】ワシントン・ポスト紙(電子版)は二十一日、米英が十九日に第一波の対イラク攻撃を行った際、目標となった建物の中にフセイン大統領と二人の息子がいた可能性があると伝えた。大統領の生死は不明だが、攻撃対象の地下壕は大きな被害を受けているという。
この攻撃の数時間後、イラク国営テレビはフセイン大統領の演説を放送した。しかし、フセイン大統領には複数の影武者がいることから、米政府当局者は、本人かどうか、また事前に録画されたものかどうかなどについて分析を行った。
同紙によると、デジタル技術を用いた科学分析では「大統領本人」との結論が出たが、大統領の元愛人は「本人ではない」と主張しているという。
米政権当局者の一人は、攻撃後に医療関係者が急きょ呼ばれた兆候があるとし、大統領は少なくとも負傷したとの見方を示している。