禁止兵器使用の可能性は低い―イラク査察委員長
【ニューヨーク18日池本拓】国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長は十八日、米英がイラクに対する武力行使を開始した場合でも、イラクが大量破壊兵器を使用する可能性は低いと語った。国連本部での記者会見で述べた。
委員長は「イラクには化学兵器を製造・使用する専門的知識がある」としながらも、実戦で使用すれば国際世論が急変するとして、否定的な見方を示した。一方で、米英などの武力行使を通じ、現地で何が発見されるかに関心を寄せていることも明らかにした。
査察がこの時期に打ち切られたことについては、「(査察を通じた武装解除の検証が)可能だと考えていたが、実現しなかったことを悲しく思う」と述べ、失望感を示した。