「正当性には疑問」―国連総長、失望を表明
戦後復興には国連も関与
【ニューヨーク17日池本拓】アナン国連事務総長は十七日午前、米英・スペインなどが安全保障理事会の支持を得ないまま対イラク武力行使に踏み切った場合について、「正当性には疑問があり、(武力行使への)支持は減少する」と語った。国連本部で記者団に述べた。
また、イラクの武装解除が平和的にできないことについて、「誰にとっても失望であり、悲しい日だ」と深い失望を表明。さらに「戦争は常にカタストロフィーだ」とし、「イラク指導部に完全な協力を望んだのも、武力の使用を回避するためだった」と語った。
一方で、米英などによる武力行使が行われた場合でも、「安保理が果たす役割はある」と指摘。戦後のイラクの復興にあたって、国連が重要な役割を果たすことになるとの見通しを示した。