イラク戦阻止、「最後のチャンス」―米
首都で市民がデモ行進
【ワシントン15日時事】イラク情勢が一段と緊迫する中、全米から非政府組織(NGO)が十五日、首都ワシントンに集結、反戦を訴える大規模なデモ行進を行った。対イラク政策をめぐる米・英・スペイン三国首脳会談を目前に控え、参加者は「対イラク戦阻止の最後のチャンス」とばかりに気勢を上げた。
首都のシンボルであるワシントン記念塔周辺には、数万人のNGOメンバーや一般市民が「平和にチャンスを」「ブッシュ大統領は無法者だ」などと書かれた手作りのプラカードを掲げて集まった。
主催した市民団体「ANSWER」はこれまでにも数度にわたり大規模デモを実行。今回はホワイトハウスを包囲する形のデモを企画した。警察当局は厳戒態勢を敷いたが、大きな混乱はなかった。
一方、対イラク戦肯定派も「戦争以外に答えがあるのか」といったプラカードを手に、ブッシュ大統領への支持を訴えた。