中間派、新提案で合意できず―安保理
イラク決議案でこう着状態続く
【ニューヨーク14日時事】イラクの大量破壊兵器の廃棄をめぐる国連安保理決議案の修正問題で、安保理中間派六カ国は十四日、英国案に代わる新提案の作成について非公式に協議を行ったが、合意に至らなかった。中間派の提案に関する常任理事五カ国の会合も延期された。
中間派のチリは十四日、イラクに三週間の猶予を与え、生物・化学兵器の廃棄の証明など五項目の履行を求める案を提示。これを受け、常任理事国は「中間派からの新提案で歩み寄れるかどうかを検討する」としていた。
しかし、メキシコのアギラールシンセール国連大使は「立場の隔たりが大きく、どう縮められるか分からない」と言明。チリ案を含め六カ国提案作成の協議が難航していることを明らかにした。
イラク問題での次回の協議日程は、設定されておらず、安保理各国は週末にかけ、水面下の個別協議を続ける。