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米、超大型爆弾の実験成功

イラク戦での使用が狙い

 【ワシントン11日時事】米国防総省当局者は十一日、米空軍が同日午後、フロリダ州のエグリン空軍基地の実験場で新型の超大型通常爆弾「大型衝撃波弾」(MOAB)の投下実験に成功したと言明した。

 米軍が現在保有している最大の通常爆弾は、重量一万五千ポンドの「デージーカッター」で、二○○一年末にアフガニスタンの山岳地帯で展開されたテロ組織アルカイダ追撃作戦などで使用された。

 しかし、MOABは二万一千ポンドと威力が40%も大きく、雷鳴のような巨大な爆発音が響く。原爆のきのこ雲とは異なるものの、爆発後に雲状の煙がもうもうと立ち上るという。大規模な軍隊の集結地や陣地への攻撃に適し、地下深くの標的破壊にも効果を発揮するとみられている。

 同当局者によると、空軍は昨年からMOABの早期配備に向けて開発を急ぎ、今回が初めての実弾による投下実験だった。

 間近に迫った対イラク戦争で使用されるかどうかについて、ラムズフェルド国防長官は言明を避けているが、軍はその破壊力はもちろん、イラク軍をおびえさせる「心理的な」効果に期待しており、実戦に投入される可能性が大きい。

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