新決議なしの攻撃も―米大統領
イラクは完全武装解除を
【ワシントン25日時事】ブッシュ米大統領は二十五日、記者団に対し、対イラク武力行使に道を開く新国連安保理決議に関し、「有益だ」と述べながらも、新決議は必ずしも必要ではないと改めて表明し、決議が採択されなくても、必要な場合は攻撃を開始する意向を示した。
米政府は二十四日、英国などと新決議案を提出したが、フランス、ロシア、ドイツは査察の継続・強化を求める覚書を提出して対抗。新決議を採択できるかどうかは微妙な状況で、大統領はいら立ちを募らせている。
ブッシュ大統領はまた、イラクが戦争を回避したいなら、大量破壊兵器を完全に廃棄する必要があると強調、譲歩を小出しにするフセイン大統領の駆け引きを強く非難した。